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「民法(債権関係)の見直しについて」についての議論がなされて、「民法の一部を改正する法律案」が衆議院を通過しました(要綱、法律案)。
改正案を眺めていくと、いままで解釈等で行われていたのを整理・明確化したというものが多いようなイメージかと思います。もう特定物のドグマとか、回答でかけなくなるのね、とか、思ったりします。
ただ、法定利率が3パーセント/しかも、法務省令による変動性とされるのは、インパクトがありますね。中間利息控除についての特則もついています。
たくさん、勉強しないといけいなあと思いつつも、ふと、21世紀の民法という観点を見たときに、いまの法典の体系なるものは、果たして有効なのだろうかと思ったりします。分かりやすい民法というのであれば、それが、プログラム的に、自動的に実行できる形式に整理されるといいなあ、という考えるようになりました。詳しくは、次のポストに書いてみました。この改正に費やす労力の何分の一かで、民法の条文のアルゴリズム化ができそうですし、その後の電子的な処理にも、すごく役に立ちそう。