第35回東京国際映画祭は、今年は、東京ミッドタウン日比谷で開催されます。昨年に引き続いて、駒澤綜合法律事務所 所長の高橋郁夫が登壇します。今年は、パネリスト。
プログラムのリンクは、こちらです。 JIMCAのプレスリリースは、こちら。
テーマは、「適切な報酬を守るコンテンツの保護ツール」です。
私の観点は、媒介者の「相当な注意」と対応責任です。この論点については、
- 欧州において権利者とアクセスプロバイダは、「原理的に」違法コンテンツのブロッキングを行えるか?
- インターネット媒介者の役割と「通信の秘密」の外延(検索エンジン・CDN)-EU「プロバイダーの注意義務と責任」報告書の示唆
- プロバイダ責任制限法の数奇な運命-導管(conduit)プロバイダは、プロバイダ責任制限法における情報の停止についての違法性阻却をなしうるのか
- ISPのLiabilityからResponsibilityへ-EPRS「オンライン媒介者のEU責任レジーム改革」報告書
などでふれています。これらの問題意識を2-3枚の図でまとめて、当日、ピッチをしてみたいと思います。
興味のある方はぜひともご参加くださいませ。